7月度歩こう会

歴史講座「江、茶々、初、波乱の生涯
 7月4日、旭区鶴ヶ峰の「市民活動センターみなくる」で、ベテランの仲摩邦夫講師による歴史講座「江、茶々、初、波乱の生涯」が開催された。
 ナルク横浜では、例年暑さが厳しい7月の「歩こう会」は、外出を控えて歴史講座を行っている。 今年のテーマは、現在NHKが放映している大河ドラマ、 信長の妹お市の方の三女 “江”の波乱に満ちた生涯であったため、月曜日にもかかわらず33名の会員が仲摩講師による名調子に聞き入った。配布された21ページに及ぶテキストは、各種の文献を基に多くの写真を取り入れてまとめられており、それだけでも立派な参考資料である。 
 “江”の3度目の夫で二代将軍になる徳川秀忠は、“江”より5歳年下であったが夫婦中は睦まじく 、女子6人、男子5人の11人もの子供に恵まれた。 二男の家光は乳母の春日局に養育され3代将軍を継いだこともあり、“江”と春日局の間には少なからぬ確執があったようである。54歳の若さで亡くなった“江”は、何故か前例のない火葬にされたことなど、大河ドラマでは伺えない情報が得られるのも楽しみの一つである。講座は2時間の予定をオーバーするほどの盛況であったが、もう少し時間がほしかった。
広報部会

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