湘南子育て支援タウンミーティング開催

 2月7日、平塚市民活動センターにおいて、「次世代育成推進タウンミーティング」を開催し約40名が参加しました。参加者の多くが女性で、残念ながら、当初期待していた男性高齢者の発掘には今一歩という結果になりました。
 基調講演では、「ネット社会の子どもたちの代表」である渡部陽子さんに、「生涯発達」を基本とし「親育ち・子育ち」の重要性について提案していただきました。又パネルディスカッションでは、「グッド・トイ」の廣瀬竹久さんから、アナログのおもちゃについて、「モンテッソーリ湘南の家」の山内享子さん、「城島乳幼児支援ボランティア」の高梨和子さんや「平塚ファミリーサポート」の後沢アキ子さんからは、子育て支援活動の現状についてのお話があり、ナルク東京代表の筑摩孝雄さんには、障害者支援の実情を説明していただきました。
 障害者とおもちゃとのふれあいについて、廣瀬さんから“情緒を安定させ”、また“理科の教材にも役立つ”との説明があり、山内さんからは“10cm角のブロックが1cmづつ小さくなる10個のブロックを積む楽しさ”を学びながら遊んでいる話、そして会場からも福祉村の実態として、“昔ながらの遊びで子どもたちに楽しんでもらっている“という体験談も飛び出しました。 最後は出席者に、「お年寄りが持っている多くの知恵を、子どもたちに伝える機会をつくりましょう」と呼びかけて終了しました。
 なお、今回のタウンミーティングでは、城所自治会の獅子舞保存会の吉川さんに、冒頭挨拶の後獅子舞をご披露いただき、会場は大いに盛り上がりました。
(湘南ブロック運営委員 原囿信夫)

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